2017年4月29日土曜日

31年目のチェルノブイリ



私が最初にこの映画を観たのが4年前(DVD)だった。

ポレポレ東中野で、この二本の映画が上映されることを知り
久しぶりのポレポレに出かけた。


〔31年目のチェルノブイリ〕は、先月3月11日に
ベラルーシ・ドゥヂチ村を12年ぶりに再訪し撮ってきたばかりの
ドキュメンタリー映画。

ナージャとアレクセイはどうしているんだろう、、と
映画を観た多くの人によく訊ねられると監督の本橋成一さんはいう。

この3本の映画は、声高にチェルノブイリの現場を見せたりしない。
村人の日々の暮らし、風に揺れる小さな花、芽吹く樹々、青々とした草
そこに生きる “いのち” を映し出している。
“いのち” は見えない恐怖(放射能)のなかで生きている。
ふるさとを失うというのはどういうことか、
事故の恐ろしさと哀しみを観る者に教えてくれる。






ロビーでパンフレットを買ったらその場にいらした
本橋成一さんがサインをしてくれた。