2016年8月28日日曜日

久しぶりの飛行機



帰りの便は窓際の席
朝の光の中に離島がくっきり!

高度一万メートル
インターステラみたいな写真が撮れた

高度を下げはじめました

海に消えるアクアライン
間もなく着陸!




2016年8月27日土曜日

沖縄日和・首里城と外国人墓地



首里城へは当蔵の交差点から歩いて行ってみた。

通りの左右に沖縄県立芸術大学が建っている。
ここは元沖縄県師範学校だったという石碑があった。

さらに進むと左側に円覚寺跡が見えてきた。
琉球における臨済宗の総本山で山号は天徳山とある。
久高島や斎場御嶽を訪ねた後では妙に世俗的に感じた。

久慶門から入ったのだが、途中で人の流れに逆行して
いることに気づいた。どうやら出口の門だったようだ。
でもなにもいわれずちゃんと入れた。
首里城は見学が無料のところと有料のところに分かれ
ているのだが、今回は無料のところを歩いてみた。

瑞泉門の下方にある龍樋(りゅうひ)。
一番見たかったのはこの湧き水だった。
500年間涸れたことがない湧き水。
琉球国王一族の大切な飲み水だった。
石製の龍の口は交易があった中国からもたらさ
れたもので当時のままこうして残っている。

歓会門
城郭へ入る第一の正門。歓会とは歓迎の意味が
あるとのこと。

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
琉球石灰石で造られた建造物。国王が外出
するときに安全祈願をした礼拝の門。
単体で世界遺産に登録されている。
門の横に咲いていたハイビスカス


守礼門
門には『守禮之邦』と書かれている。
守礼とは「礼節を守る」という意味で「邦」は
小さい国を意味する。
「琉球は礼節を重んずる国である」と掲げて交易
が盛んで深い関係にあった中国の要人を迎えていた。




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泊港の前にある外国人墓地。
門は閉まっていて中には入れなかった。
ここには、ペリー提督が1853年6月6日
那覇(琉球)に初来航したときの上陸記念碑
が建っている。日米和親条約の締結3ヶ月前
浦賀へ上陸する3ヶ月前でもある。


敷地内で最も古いのは1718年に埋葬された
清国(中国)の4人の墓。漂流中に船から落下
し琉球人に助けられたものの結局亡くなった。
白い十字架が整然と並ぶ中、大きな4つの墓石
がひときわ目立っていた。









2016年8月25日木曜日

沖縄日和・斎場御嶽




2000年12月『琉球王国のグスク及び関連遺産群』が世界文化遺産に
登録されました。久高島の帰り、安座真港から近いこともあり
その世界遺産のひとつ斎場御嶽(せーふぁうたき)にも行った。



斎場御嶽は知念半島の高台にある。入り口付近で
振り返ると久高島がのぞめる。

久高島は琉球を開いた祖神アマミキヨが降り立って国づくりを
始めたとされる琉球神話のはじまりの島。
もともと琉球国王は久高島に渡って礼拝をしていたのが
斎場御嶽から5キロ先にみえる久高島にむかって礼拝する形に
なったとか。
琉球国では最も重要な聖地は久高島だったのだ。














2016年8月24日水曜日

沖縄日和・久高島



沖縄本島から日帰りで行ける久高島(くだかじま)は
神の島といわれている。
旅にでる前、偶然にも東京では『岡本太郎の沖縄』が開催されていて
当時(1959年)の久高島の写真や、復帰前の貴重な映像も観ることができた。
久高島に行ってきなさい!と背中を押されたようなものだ。



安座真港の待合室を兼ねた小さな売店で久高島の
写真集(見本)を眺めながら船を待つ。


船はフェリーくだか。冷房が効いて快適な上に
たった25分で着いた。高速船ならもっと早く15分。


島は周囲約8Km。人口は300人余。
港の貸し自転車屋で電動自転車を調達した。
かんかん照りの太陽とゆるやかに起伏のある道のりという
だけで熱中症になりそう、多少割高でも楽チンな電動にし
て結果よかった。(レンタル一日1600円)


イシキ浜の入り口

細い道を抜けると

イシキ浜にでる
ここは五穀のタネが入った壷が流れてきた浜。
それから久高島、沖縄本島と穀物が広まったとされる伝説の浜。
魂が帰る場所ともいわれている。かつては琉球国王も訪れていた
とても神聖な浜だそうだ。


島人をほとんど見かけないとても静かな島。
暑いからといって、人がいないからといって水着姿や上半身裸で
歩くのは禁じられている。

御殿庭(うどんみやー)
島の祭り「イザイホー」の主祭場。「イザイホー」の時には建物の
裏にある森の奥に女たちが籠もり、霊力を授かって神女として戻る
とされている神聖な場。


外間殿(ふかまどぅん)
島のほとんどの行事が行われる祭祀場


御嶽(うたき)
自然崇拝が信仰の中心で、神社などのお社ではなく自然の中に
祈りの場、御嶽がある。何もないちょっとした広場のようなところ
にあるため、知らずにズカズカと入ってしまう人達もいるようだ。

ここの御嶽の前に着いた時、辺りは静けさに包まれていた。
木陰でひとしきり涼んで写真を撮りはじめた頃、鳥が次々に鳴きだし
風が吹き、木の葉がワサワサと揺れた。
直感的に、長居をしてはいけないのだなと感じ
お礼をいって自転車に乗った。



メーギ浜へ抜ける樹々のトンネル


島で唯一遊泳が許可されているメーギ浜
珊瑚や石、貝など島から持ち帰ることも禁じられている。


メーギ浜に咲いていた紫のきれいな花。
あとで調べたら「ハマゴウ」という花だった。
灼熱の太陽の下でもしんなりせず強い花だ。



島の人々は、土地は神様から借りているものと考え、
誰ひとり私有するものではない、誰のものでもないという。
神にはお願いごとをするのではなく、日々感謝の気持ちを
持つことが大事なのだとも。まさに見えないものを敬うこと。
そんな島人の精神も含めここは聖域なのだなと感じる。



『私は沖縄の人に言いたい。復帰が実現した今こそ、沖縄はあくまでも
沖縄であるべきで沖縄の独自性を貫く覚悟をすべきだ。
決して、いわゆる「本土なみ」などになってはならない、ということを。』
〜 岡本太郎の沖縄より〜








2016年8月23日火曜日

沖縄日和・樹と花と唄



桜坂のガジュマル

外人墓地のガジュマル

あしびうなあの庭にはバナナ

知念岬の風景

ガーベラに似た野の花

ジャスミン

ハイビスカスとザクロ

ギンネム







通りには鳳凰木(ホウオウボク)が多く
真っ赤な花が目をひく。木陰がありがたい。



5代目ネーネーズ
国際通りにあるホームグラウンド『ライブハウス島唄』で唄と
三線を聴く。ライブは第3ステージ迄あって、なんと一回分の
ライブチャージ(2千円)で3ステージ全部聴けるということ
が会場で解って、なんてお得!と思ったけれど結局第2ステー
ジまで聴いて帰った。

カチャーシーを踊るときの手の動かし方を教えてもらったのは
良かった♪ 両手でふすまを開けて、閉めての繰り返し!
これなら実に簡単です^^


みなさん20代!