2022年5月17日火曜日

国立映画アーカイブ




京橋にある国立映画アーカイブ(日本で唯一の国立映画機関)
今『日本の映画館』が展示されている

昔の映画館には今のシネコンにはない風情がある。
写真を観ながら魔都と呼ばれていた上海の建物にそっくりだなぁと思う。
ちょうど時代も同じ頃だ。

 赤坂溜池 葵館(1924年)     浅草 大勝館(1930年)

新宿 帝都座(1931年5月開館)
日活直営の封切館として新宿三丁目に開館

日比谷映画劇場(1934年)
東宝初の直営映画封切館で
今ここは日比谷シャンテになっている

有楽町・日本劇場(1933年12月開館)
財界人の出資で日本映画劇場を設立、しかし経営が思わしくなく
日活を経て東宝の直営館となった
現在は有楽町マリオン



六本木松竹(1929年頃)
現在の六本木交差点、三菱UFJ銀行の場所


昔は当たり前だった映画の絵看板。
今も絵看板が飾られる映画館がいくつかあるようだ。

秋田・大館の『御成座』もそのひとつ。
仲谷政信さんが描く絵看板が素晴らしい(いつもSNSでチェック)
ボランティアでずっと描き続けてらっしゃるとか。

上映する映画を独自の視点でセレクトされている御成座。
県北の方々が羨ましい!



休憩は京橋のコージーコーナーで。

コージーコーナーの接客がパーフェクトで感服。
コンビニや某チェーン店で遭遇する録音テープのような
話し方やマニュアル接客とはもう雲泥の差です!