『ONODA 一万夜を超えて』
監督:アルチュール・アラリ
『MINAMATA』に続き、またもや外国人(フランス)監督による
『ONODA』を観た。俳優陣も皆すばらしい。
1974年、小野田が日本に帰還するきっかけとなったのは、
当時24才の夢多き若者、鈴木紀夫に発見されたからだ。
鈴木紀夫は単身ジャングルに入り、
日本政府も見つけられなかった小野田を発見した。
サンダル履きの若者に心を開き、受け容れた小野田。
鈴木紀夫に会っていなければ小野田はジャングルで
一生を終えたかもしれない。
鈴木紀夫には夢が3つあった。
小野田さん、パンダ、雪男を探すこと。
1986年11月、ヒマラヤへ雪男を探す旅にでて
そのまま帰らぬ人となった。(享年38才)
鈴木紀夫という人にどうしても心が向く。