2014年6月2日月曜日

シュタイナーの黒板絵




ルドルフ・シュタイナーが
農民や労働者にむけて行った講義の際、内容を説明するために黒板に描かれた絵。
弟子たちはその絵や文字を遺したいと考え、あらかじめ黒板に黒い紙を貼りました。
そうして保管されたおよそ1,000点の黒板絵。
その貴重な絵の中から数点が展示されています。
(講義は1919年から亡くなる1925年までの6年間行われました)


私がシュタイナーを知ったのは1984年。
ミヒャエル・エンデの『モモ』を読んでから
取り憑かれたようにエンデを何冊か立て続けに読みました。
その中で、エンデはシュタイナー学校で学び
シュタイナーの影響を強く受けていることを知ります。
エンデを理解するためにシュタイナー、
さらにシュタイナーを知るためにゲーテとどんどん難解になるので
もっと簡単でわかりやすい本はないかと探し探し
(まだインターネットが無い時代です)何冊か読んだものの
30年経ても未だに理解なんてできていないのです。

それでも今回、この本物の黒板絵を体感することによって
ゲーテアヌムへ行ってみたいという思いが沸々と湧いてきました。
本物パワーは凄いものです。