2012年11月28日水曜日

『美は乱調にあり』



20代の頃からいつか行ってみたいと思っていた福岡市西区今宿。
今宿は『美は乱調にあり』の主人公、伊藤野枝が生まれ育った場所。
天神から地下鉄でわずか20分で行ける。

駅からほど近い旧唐津街道沿いにある二宮神社

鳥居が三つもある。
ひとつ目の鳥居をくぐると波の音がきこえてくる



今宿海岸から望める能古島(のこのしま)
野枝は水泳が得意で能古島までよく泳いで行っていたそうだ。

野枝の家は今宿海岸にあったようだが
その海岸から100メートルのところに今宿派出所がある。
この派出所に公安の出張所がつくられ
アナーキスト大杉栄の妻である伊藤野枝が
常に監視されていたことが小説の冒頭でわかる。


伊藤野枝 明治28年(1895)1月21日~大正12年(1923)9月16日 享年28
大杉  栄 明治18年(1885)1月17日~大正12年(1923)9月16日 享年38