秋田の親戚からりっぱな里芋をもらった♪
里芋の収穫は大変な重労働。有り難くいただく。
秋田では里芋を“いものこ”と言う。
いものこ汁とは里芋の鍋料理のこと。
山形の芋煮とほぼ同じだと思うが、秋田では
鶏肉や豚肉を入れるが山形は牛肉なのだそう。
県南地域の家庭ではきりたんぽ鍋はほとんど食べず、
いものこ汁や、かやき鍋が秋から冬の郷土料理だ。
味付けは、醤油と味噌の二通りある。
同じく県南地方では
小中学校の秋の恒例行事に『なべっこ遠足』がある。
4、5人のグループに分かれ、食材や道具を分担して持ち寄り
西根方面(うろ覚えだが)の山へ入り火を焚いて
いものこ汁を作った。
煙が目に沁みてもそれさえも楽しく皆ケラケラ笑ってた。
あの頃、熊が人里にまで降りてくる時代が来るなんて
思いもしなかった。