2014年12月23日火曜日

終い弘法(しまいこうぼう)




早朝の新幹線にのって8時半には京都駅に着いた。
市バスに乗って京都大学農学部前でバスを降りたら進々堂。
8卓あるテーブルと椅子は80年前の木工芸で黒田辰秋作。
時を重ねてしっとりとした飴色の喫茶店はラジオや音楽も無く
凛とした空気が流れているのだけどモーニングセットの珈琲を飲みながら
次の行き先をiphoneで調べたりしているうちにその静けさは
なんとも心地よいものに変わっていた。また行きたいな。






日曜日は東寺の終い弘法
前日の雨で地面は濡れているけどスカッと晴れて弘法さん日和。
夏なら夜明けから、冬は8時くらいから始まる。
終い弘法は一年の終わりということで普段よりも人が出るそうだ。
中身が入ったままのホッピーの瓶には道行く人がみんな面白がっていた。
人混みで身動きできないほどの縁日は苦手だけど
朝一番ならまだ人も少なくてじっくりみることができる。
まだガラガラの出店で天ぷらうどんを食べた。

京都タワー

 鴨川

南座

京都タワー展望台から東寺の五重塔

帰りの新幹線





〜美味しいもの備忘録〜


 寺町二条・末廣の蒸しずしと鯖ずし
蒸ずしはホカホカあったかい。
寒い冬には冷たいちらし寿司よりいいのでは。
酢がとんでいてもとっても美味しかった。
鯖ずしは身が厚くて酢〆もちょうどよい。
鯖に醤油をちょこっとつけたらまた美味しい。
また行きたい。







祇園・ぴんぴん(台湾料理)
店はカウンター7席と4人テーブルがひとつ。
常連さんだけ?と思われるふしがあったので電話で予約をしたところ
快く応対してくれた。店にいってみると既にふたりの常連さんらしき人が
カウンターで和気あいあいだった。テーブルは空いているが
カウンターへどうぞといわれた。数分後常連ではない2人客が入ってきて
やはりカウンターに通された。そしたらなんだか急に気が楽になって
あれもこれもとたくさん注文した。
料理はどれもおいしかった。東京で食べる台湾料理(麗郷)
とはひと味ちがう。腸詰めに付いているのはネギではなくニンニクの芽だった。
水餃子は一人前でこの量。タレに酢をたらすといいよと店のご主人、
はい、たしかにぐんと美味しくなった。また行きたい。