2012年10月23日火曜日

漆の重箱





先週末K子さんの退院の日、
めったに使わない重箱に赤飯を詰めてもって行きました。
圧力鍋だと小豆を煮るのに数分、その後もち米をいれて
数分と短時間で美味しく炊けます。

子供の頃、運動会や花見にはどの家でも、
様々な料理を重箱に詰め、それを風呂敷に包んで出かけてました。
お彼岸やお盆にはお供物を入れて使ったり
風呂敷は一升酒瓶を包むのにも重宝しました。
今の時代よりもプラスチックものは少なく重箱や風呂敷は
生活の必需品だったんですね。

漆器はあつかいに気を遣うあまり大切にしすぎて
棚の奥に眠らせておくのは少しもったいないですね。


圧力鍋で作る煮物はコンニャクまでしっかりと味がしみます。
卵焼きと海老のソテー
いんげんの胡麻和えと人参の塩麹和え
真ん中のはいぶりがっこ
※重箱は、越前漆器(溜塗)です。
3年前、青山FOBCOOPで半額だったので。