2019年5月22日水曜日

チューリップの宮殿


トルコ至宝展

チュリーップといえば誰もがオランダを思い浮かべます。
チューリップのシェアもオランダが世界一と聞けば原産国もオランダ
だと思っていましたが、、、実はチューリップの原産地はトルコの
アナトリア地方といわれているのだそうです。

トルコのトプカプ宮殿はじめ、モスクのタイル、君主スルタンの衣服、
絨毯など必ずと言っていいほどチューリップが描かれています。

チューリップは富、権力、尊敬の象徴として
とても高貴な花だったようです。

西ヨーロッパにチューリップが伝わった契機を作ったのが
オスマン帝国20代皇帝スレイマン2世のもとへ派遣されていた
オランダのブスベク大使でした。オランダではチューリップ・バブルの
時代があったほど球根の価格が異常に高騰したそうです。

日本では “チューリップの父”と呼ばれた富山県の
水野豊造(ミズノブンゾウ)という人が奮闘し球根栽培に成功しました。
日本でもとても高い値がついたといいます。

そういえばチューリップの球根なら“富山の球根”が一番いいと
よく聞きます。水田裏作の富山の球根は、皮が硬く、高温多湿の
日本の気候と土壌に合っているそうです。

気に入ったポストカードを1枚買いました。
トプカプ宮殿で使われていた金と七宝製の水入れ




3年前にセルビア大使館のバザーで、一目惚れした
トルコのお皿。チューリップが描かれています♪