2016年9月28日水曜日

君の名は。



巷ではこの夏のトップ3は
『シンゴジラ』『FAKE』『君の名は。』と囁かれているらしい。
新海 誠監督の名前は知っていても作品を観るのは『君の名は。』が初めて。

映画は朝の初回を観るのが好きなのだけど、この映画は大ヒットしている
せいか、いい席を確保できず夕方の回を取った。
私の席の隣には制服の女子高生がふたり。観終わって一人は“泣いちゃった”
と言うと、もう一人は “えっ、そんなに?”と驚きながらも、最後は
 “よかったね〜感動したね〜”という二人の会話が聴こえてきた。
こうして老若男女が楽しめるアニメ映画、、特異な映画だと思う。


そして映画館を出る頃には外はもう暗くなっていた。
六本木ヒルズから見えるこの景色をカメラにおさめる人は多く
私もついつい撮ってしまう。

『君の名は。』は、こんな東京タワーや、渋谷、四ッ谷、JR駅など
自分の生活圏に近いなじみのある場所がたくさんでてくる映画だった。
映画の中の“東京”はとても美しい街だった。
自分が暮らす “東京” がいつもより意識の中にぐっと入ってきて
こんなきれいな街だったのかと。空気もおいしいと尚いいのだけど。

たぶん、私がこの映画が好きだなと思うのは物語の根底にあるものが
“インターステラー”に通ずるものがあるからだなと思っている。