2014年6月28日土曜日

初夏の香り…さくらんぼ




今年もKu子が送ってくれたさくらんぼ。
山形は東根産の佐藤錦と紅秀峰(右)
紅秀峰のほうがツブは大きく甘くて
もちろんのこと美味しいのだが、
食べ比べてみれば佐藤錦の甘みには適わない。



贅沢だなぁと思いながらクラフティを焼いてみる。


佐藤錦クラフティ
冷めるとさくらんぼの色が少し褪せるけど
旬ならではの美味しさがあります。











2014年6月25日水曜日

初夏の香り…そら豆




まだ梅雨があけないこの季節
おとうと2号家が送ってくれる秋田のそら豆。
箱を開けるときれいな緑と瑞々しい豆の香り。


バター、塩こしょう、マヨネーズ少々
すり鉢でペーストにしてサンドウィッチにはさんで。
そら豆のツブツブを残した食感が美味しい。




バーミックスで牛乳と混ぜてポタージュスープも。
温かくても冷たくてもどちらでも美味しいの。










2014年6月21日土曜日

手作りヨーグルト




イージーヨー(EASIYO)いつの間にか
ヨーグルトの粉が倍の価格に値上がりしていて驚きました。
その粉は水と熱湯だけで(牛乳も電気も使わず)
美味しいヨーグルトができあがるのですがいきなり倍は???!です。


そこで、この使わずに持て余している容器を生かせないものかと
市販のヨーグルトを種菌に試してみたらなんとできちゃいました。

〔材料〕
 
*牛乳 800㎖〜1ℓ   (成分無調整がよい)
*明治R−1ドリンクタイプ  半量(55cc)


〔作り方〕
牛乳を鍋で軽く温めるか常温にしておく
(40度以上になるとヨーグルト菌が消滅して固まらないので注意)
牛乳を容器にそそぐ
R-1をよく振ってから半量をいれて混ぜる

熱湯1ℓを発酵容器にそそぐ。赤いところまで。
(イージーヨーは湯温90度以上であればOK)

セットしてふたをする。

そのまま動かさずに12時間放置
(夏は冷房の効いていない部屋で、冬は暖かい部屋で)


12時間後しっかりできていました。
冷蔵庫で半日ほど冷やしてから。

酸味が少なくまろやか。ハチミツやジャムをかけて。
保存は冷蔵庫で一週間は大丈夫のようです。


※甘くする場合は
鍋に少しの牛乳+砂糖大さじ3強(約30g)をいれて
火にかけ砂糖を溶かす。
残りの牛乳と混ぜて温度調節をするといいです。
放置時間は同じく12時間で固まりました。






         







2014年6月15日日曜日

バルテュス展





先週末、しとしと降る雨でも上野の森はそれなりに賑わっていた。
印象的だったのはバルテュスの晩年の写真(篠山紀信作)で
いくつか着物姿があってそれがとても似合っていたこと。
誰かの佇まいに似ているなぁと考えていたらイサムノグチだ。
ふたりとも凛とした空気をまとっているようにみえる。
もしかしたらそれをオーラというんだろうか。
バルテュスの絵に特別惹かれることはないのに
どこか魅力を感じるのはこの凛としたオーラのせいかもしれない。


帰りは上野のつばめグリルでハンブルグステーキを食べた


バルテュス展で買ったのはこれだけ。
『ミツ』の絵柄のビンに入った蜂蜜はジャリっとした
食感で濃厚な味。バルテュスの大好物だったらしい。
ポストカードやTシャツなどいろんなグッズが並べられていたけれど
バルテュスが食べていたということで直感的にこの蜂蜜だった。

ミオジャムも好んでいたようで小さいサイズが売られていた。
ミオジャムは家の冷蔵庫に入っているので買わなかったけど
おんなじものが好きだったんだというだけでなんだか凄く嬉しい。








2014年6月9日月曜日

アゲ羽蝶




熊谷守一の『アゲ羽蝶』を観にいった。
キャンバスではなく板に描かれた油絵が多く
『アゲ羽蝶』も板目が線になってくっきりと残っていた。
花瓶にさした花よりも地面に生えた草花、庭にやってくる虫や鳥
ノラ猫など身近なものを多く描いている。
亡くなるまで45年間住んだ家があった場所に美術館が建っている。
この辺りは昔、池袋モンパルナスと呼ばれていたらしい。


『アゲ羽蝶』1976年

『鬼百合に揚羽蝶』1959年






熊谷守一美術館











2014年6月2日月曜日

シュタイナーの黒板絵




ルドルフ・シュタイナーが
農民や労働者にむけて行った講義の際、内容を説明するために黒板に描かれた絵。
弟子たちはその絵や文字を遺したいと考え、あらかじめ黒板に黒い紙を貼りました。
そうして保管されたおよそ1,000点の黒板絵。
その貴重な絵の中から数点が展示されています。
(講義は1919年から亡くなる1925年までの6年間行われました)


私がシュタイナーを知ったのは1984年。
ミヒャエル・エンデの『モモ』を読んでから
取り憑かれたようにエンデを何冊か立て続けに読みました。
その中で、エンデはシュタイナー学校で学び
シュタイナーの影響を強く受けていることを知ります。
エンデを理解するためにシュタイナー、
さらにシュタイナーを知るためにゲーテとどんどん難解になるので
もっと簡単でわかりやすい本はないかと探し探し
(まだインターネットが無い時代です)何冊か読んだものの
30年経ても未だに理解なんてできていないのです。

それでも今回、この本物の黒板絵を体感することによって
ゲーテアヌムへ行ってみたいという思いが沸々と湧いてきました。
本物パワーは凄いものです。