2016年11月14日月曜日

アッバス・キアロスタミ




今年の東京国際映画祭は珍しく行く気になっていたのにチケットの販売に
システムトラブルがあったりしてスタートからちょっとげんなり。
観たいものが何本かあったのだけど本命の『クーリンチェ少年殺人事件』は
予想通りすぐにSoldoutになった。
そんな中、『キアロスタミとの76分15秒』は比較的ゆとりで買えた。

この映画の監督でもありカメラマンでもあるセイフラー・サマディアンは
多くの時間を(25年間)キアロスタミと共に過ごした人。
今年7月、76歳で亡くなったキアロスタミの追悼ドキュメンタリーになっている。

淡々と観ていたつもりが、『オリーブの林をぬけて』が撮影された
オリーブ畑の中へキアロスタミが消えてゆくというラストには泣けた。





併映された『Take Me Home』は16分の短編でキアロスタミが撮った最期の作品。
長い16分だった。






2016年11月8日火曜日

秋田の紅葉






旧池田邸の広〜い庭園
真っ赤なもみじは落ち葉もきれいです♪





抱返り渓谷の入り口から少し歩くとこんな風景
トンネルを抜け滝をめざして歩く歩く

『回顧(みかえり)の滝』に到着
入り口からここまで徒歩30分ほど。
途中、橋がいくつかあったのだけどゆれる吊り橋には足がガクガク。
清水の舞台より怖かった。


帰りの車の中から。なんと太陽がスノーマンに♪







2016年11月3日木曜日

雨の古都



京都の『何必館』で開催されている『木村伊兵衛展』に行った。
『秋田おばこ』のモデル柴田洋子さんは高校の大大大先輩!
もはや遠い記憶になりつつある昭和という時代。
故郷の懐かしい昭和を京都祇園で見ているという不思議。
秋田の中でも県南の写真が多く、雄物川の渡し船は桜の季節と
雪景色が展示されていた。
木村伊兵衛は約20年の間、四季折々何度も秋田を訪れたようだ。

『何必館』5階の光庭
雨が丸い吹抜けの天井から山モミジの葉におちて苔に沁み込む。
この日は朝からずっと雨だった。ここではそれもまた良しと思える。







初めて清水の舞台にあがった。ここの舞台は前下がりになっていて
高所恐怖症の私には苦手な観光名所だった。
手すりも低く腰がひけて前に進めず、これが精一杯の写真。
さっさと切り上げ、階段を降りて目的の場所をめざす。

 石碑は1994年に建てられているので古くはないが
阿弖流為(アテルイ)と母禮(モレ)は1200前の古代東北の英雄。

ここで足を止める人は少ない。実際私も阿弖流為を知ったのは
3年前のなにげなくつけたNHKのテレビドラマだった。
実在した人物だと知り関連の本を探すとほとんどが高橋克彦の著書
だった。そのNHKのドラマも高橋克彦の「火怨」が原作だった。

「火怨」の中に “蝦夷は元々出雲に暮らしていた”という一文をみつけ
た時にはやっぱり!と、まるで “アハ体験” 。

やっぱり!というのは、ただ単に自分が惹かれている場所だったり
読み物で知った事柄などが繋がった!ということなのだけど。
こんな “アハ” がけっこう楽しい。





京都御所の東側に建つ廬山寺

廬山寺の源氏庭。
ここは紫式部の邸宅があった場所で源氏物語が執筆されたところ。
白川砂と苔の庭は、空と雲を表現しているとのこと。
初夏の頃には桔梗の花がきれいだと係の人が説明してくれた。
源氏物語にでてくる朝顔は桔梗のことだとも。



臨済宗 大本山妙心寺

敷地がかなり広く、塔頭が46もある日本最大の禅寺で
京都では “西の御所”と呼ばれ親しまれているらしい。
(あの龍安寺も妙心寺の塔頭のひとつ)
全部をまわるのには広すぎ、とりあえず退蔵院の山門をくぐり、
大休庵で抹茶ともちどらのセットをたのんだ。

この山門の奥は想像以上に広く、美しい庭園が静かに佇んでいる。
中には売店もあり、もちどらと線香を買って帰った。




2016年11月1日火曜日

ハーブクッキー



オーブンが使いやすくなって色々焼きたくなる季節。
冷凍しておいたチーズクッキーを焼きました♪

基本のチーズクッキー*にバジル、タイム、マジョラムの
3種類のハーブ(乾燥)を加え、菜種油を切らしたので
オリーブオイルに代えてみました。

珈琲や紅茶より、白ワインに合いそうなクッキーになりました!





2016年10月26日水曜日

新米と曲げわっぱ



新米の季節。おとうと2号家から届いたあきたこまちはツヤツヤ。
冷めても美味しいお米なので曲げわっぱ弁当にぴったりです。

牛タン(芯タン)とズッキーニのグリル弁当


豚肉のバルサミコ酢炒め弁当


大好物の塩鮭と焼タラコ入り弁当





2016年10月20日木曜日

夜空の下でシネマ







先週の東京国立博物館*の野外上映、晴れてよかった!!

新海誠の『秒速5センチメートル』を夜空の下で鑑賞するというステキな企画。
折しも『君の名は。』が大ヒット中。用意された千席の折り畳み椅子は1時間前に
到着しても既に満席で、周りの芝生や通路に座る人も多数、私も持参したレジャー
シートを芝生に敷いた。19時スタート迄の待ち時間は屋台で軽食を買って食べたり
してちょっとしたお祭り気分。アナウンスでは来場者は約三千人とのこと。
圧倒的に若い人達が多かった。

『秒速・・』の映像もきれいだった。新海誠は心象心理の描き方が素晴らしく上手な
監督なのだと改めて思った。この人の作品を連続で観るのはけっこうしんどいものが
あるけれど、いつか又観たくなるという類いの映画だと思う。
少し時間が経って思うことは、『君の名は。』より『秒速・・』のほうが好きな映画
だということ。ストーリーは単純なのに深く深く心の奥をチクチクさせられる。






映画の後は博物館の中をみて廻った。
日本最古の博物館らしく建物は重厚なつくりで歴史を感じる。
休憩スペースの天井照明と凝った内装の壁。建物だけでも見る価値あり。

満月まであと少しのお月さまが雲ひとつない夜空に浮かんでいた。