2017年4月24日月曜日

紙塑人形


一月に〔べにや民芸店〕から届いた案内はがき。

はがきの写真は、ほのぼのとした優しい顔のお雛さま。
写真では張子人形かと思うも、店で実物を手にすると
ずっしりと重さがあります。

それは初めて耳にする紙塑人形(しそにんぎょう)という
もので文字さえも初めて知るものでした。

作者は、毎日の家事のかたわら独学で紙塑人形を作り始めた
という伊藤絹子さん。作り始めてもう40年以上だそうです。

紙粘土に、生まれ故郷福岡の和紙を幾重にも貼り重ね磨き
だし絵柄まですべて一人で仕上げるのだそうです。




人形はひとつひとつ表情も微妙に異なり手作り
ならではの温もりが感じられます。

どの人形も表情が豊かで、今にも動き出しそうな
躍動感があります。