読んだのはもう20年前。
三部作なので読む前はどうかな、全部読めるかなと、、
ところがそんな心配は無用だった。
一作目の『悪童日記』の結末がすぐに次を読みたくなる終わり方。
結局2作目『ふたりの証拠』も同じように一気に読んで
いよいよ最後の『第三の嘘』もあっという間に読んだ。
それほど凄い小説がまさか映画になるなんて、
それも20年もたって、と興奮しながら公開を待っていた。
小説を映画化してうまくいった作品はそうそう無いとおもうけど
悪童日記は文句無くいい映画だった。残酷さや悲惨さは本の方が
重く感じられたけれど(予備知識があるからかな)
媚びたところがひとつも感じられない映画は珍しいと思う。
続編があるのじゃないかと期待をしているところ。