2023年2月22日水曜日

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ


目黒シネマで『ブエナ・ビスタ・・』23年ぶりにスクリーンで観る。
DVDも持っているけれどやっぱりスクリーンで観たくなる映画ってある。

『パリ、テキサス』はさらに昔で40年も前。
個人的にはそれほど好きな映画ではないが目黒シネマの二本立て
この組み合わせは人気とあって満席、補助椅子も出ていた。


キューバ・ハバナに実在した会員制クラブの名前をそのままアルバムの
タイトルにしバンド名にもなった『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
ライ・クーダーがプロデュースしたこのアルバムは1998年グラミー賞を受賞した。

ライ・クーダーの友人でもあるヴィム・ベンダースが彼らの音楽と人柄に
惚れこんで監督したドキュメンタリー映画だ。(日本公開 2000年)

この映画も胸アツになる場面が何度もあるけれど
ラストシーンのカーネギーホール(NY)でキューバの国旗を掲げるシーンが
なんといっても感動のピークだ。


『ブエナ・ビスタ・・』の老ミュージシャンはこの何年かで
天国に旅立った人が多いけれど、キューバの至宝と呼ばれる
オマーラは今も活動を続けている。なんと92歳だ。
来月3月もメキシコシティで公演が予定されているようだ。


アディオスツアーと名付けられた最後のツアーも映画になっている。
(2017年) これも傑作。