すっかり日が落ちるのが早くなって帰る頃には外は暗くなり
ひんやりした空気にも冬の匂いを感じる。
やっぱり夏より冬が好きだな、、、バス停まで歩く。
バスを降りると、
ボートレース六本木には早々とイルミネーションが飾られていた。
小さい子供たちの人気スポットになっている。
街に賑わいが戻ってきたようで嬉しい。
十一月の月次花御札は、南天。
災い転じて福となす
難を転ずる
昔、南青山の築40年の家に住み始めの頃
お隣の中沢さんちのおじいちゃんが、
まだ殺風景なウチの玄関周りに南天の鉢植えを
何も言わずに置いてくれていたことを思い出す。
南天の花ことばを知ってとても嬉しかった!
おじいちゃんは狭い私道にいろいろな植木鉢を置いていて
水遣りはもちろんのこと、陽のあたる方へ鉢の位置をこまめに変えて
あげたり、植物と会話をする(ように見えた)ことが日課だった。
ここへ引っ越す時にはおじいちゃんはもう天国にいってたけれど
ウチが引越し先に持っていけないいくつかの植木鉢を
おじいちゃんのご家族が引き取ってくれた。