『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』
日本では初上映以来25年間もDVD化もされず観ることが
できなかったエドワード・ヤンの傑作。
昨年秋の東京国際映画祭で一日だけ上映されるもチケット
はすぐに売り切れ状態でした。
待ちに待った3月11日の上映初日は立ち見の人が出るくらい
盛況でした。みんなこの映画を待っていた人達、と思うと会場
にいる老若男女すべての人に親近感を覚えます。
何はともあれ、この素晴らしい映画を見事に蘇らせてくれた
盛況でした。みんなこの映画を待っていた人達、と思うと会場
にいる老若男女すべての人に親近感を覚えます。
何はともあれ、この素晴らしい映画を見事に蘇らせてくれた
マーティン・スコセッシにありがとう!です。
雑誌で読んだエドワード・ヤンの言葉。
「歴史の授業で教えられることに私が不信をぬぐえないのは、
自分が個人的に経験してきたことが歴史には記録されていないからだ」
この映画は事実に基づいた青春映画でもあるけれど、優れた歴史映画でも
あるといえるかもしれません。
5月にはユーロスペースで『台北ストーリー』の上映が決まり
少しくらい台湾の歴史を勉強しなければと思っているところ。