お正月の備忘に。
おせち料理にもう一品!というときに松風焼きがおすすめです。
鶏ひき肉を平にのばして焼くので “のし鶏” ともいいます。
一見手間がかかりそうに思いますが混ぜてのばして焼くだけです。
砂浜に模したツブツブはけしの実(白)です。
切った四辺の端っこもまた美味しいのです。
・・・・・・・・・・・・・材料と作り方・・・・・・・・・・・・・・
鶏ひき肉 300g
卵 1個
味噌 大さじ3
砂糖 大さじ2
みりん大さじ1
酒 大さじ1
パン粉1カップ
けしの実(白)大さじ1
①ひき肉以外をよく混ぜてから、ひき肉を加えて粘りがでる迄よく混ぜる。
②オーブンの天板にオーブンシートを敷き①をのせ包丁で18×15cm 高さ3cm
に形を整え、表面を平らにしてけしの実をまんべんなくふる。
③200度のオーブンで20〜25分焼く。竹串をさして透き通った汁がで
ればOK。
④粗熱がとれたら切らずに冷蔵庫へ。冷えて固まった方が切りやすいです。
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※「まつかぜ」
日本の古典文芸にでてくる『松風』は、うら(浦)寂しい海岸の情景を
表しています。なぜ寂しい情景がおせち料理に使われるのか。
松風焼きは表にけしの実でお化粧しますが裏側は何もありません。
裏がない、にかけて一年清く正しく過ごしましょう。
という意味があるそうです。
そういえば葉っぱの裏側を表にして飾る裏白(ウラジロ)も
同じような由来ですね。