2011年5月29日日曜日

モモとクリ



 

六本木の前は
南青山2丁目で築40年の
古くてこじんまりとした家を借りていた。
10年間住んだので最後は築50年になった。

その家で一緒にすごした文鳥のモモとクリ。
当時、青山ピーコックの3階フロア奥は
いろんな鳥や亀、熱帯魚などを扱う
ちょっとしたペットショップだった。

モモとクリは別々のかごに入れられていた。
鳥にも相性があるからと、お店のおばさんは
恐る恐るひとつのかごにいれてみた。
“あら、大丈夫ね。仲良くできそうよ”
それからお金を払って、
2羽を小さなかごに入れて帰った。

晴れた日に日光浴をしていると
きまって野良猫にねらわれていた。
今はその家も取り壊され、あたり一面駐車場に。

天国でも二羽仲良く暮らしているのかな。