ジョニー・デップはとても意義のある映画を世に送り出してくれた。
製作はアメリカ、主な撮影地はセルビア(ベオグラード)と
モンテネグロ(ティバト)で行われた。
内容に深みがあるから、海外で撮影されたと知っても特に気にならない。
わざとらしさも嫌みもない、違和感ない、ほんとに良作。
世の中には人を人とも思わない人種がいるのですね。
決して人ごとではなく、いつ我が身にふりかかるかもしれないと思うと、
国家というのは時には恐ろしいものに思えてくる。
MINAMATAは日本では作れなかった映画だなと思ったのが
エンディングに流れたこちら
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『2013年、首相(安倍晋三)は水俣病は克服されたと発言する。
これは今も水銀中毒で苦しむ被害者を無視するものである。
日本政府及びチッソは十分な責任を果たしているとは言いがたい』
※ 監督のアンドリュー・レヴィタスは、
『ホワイト・クロウ伝説のダンサー』のプロデューサーでもあった。
この映画も良かった!