2011年1月10日月曜日

『ハーブ&ドロシー』 Herb & Dorothy




週末に観た、ドキュメンタリー映画

ニューヨークに住む、郵便局員の夫ハーブと
図書館司書の妻ドロシー。

ふたりの共通の楽しみは現代アートのコレクション。
選ぶ基準はふたつ、
①自分たちのお給料で買える値段であること。
②1LDKのアパートに収まるサイズであること。

慎ましい生活の中で、気がつけば
20世紀のアート史に名を残す作家の名作ばかり。
ある日、アメリカ国立美術館から寄贈の依頼がやってきて。。。

あらためて“お金の価値”を考えさせられた。
ナレーションが一切なく、すべて出演者の
語りだけというのもよかった。

監督の佐々木芽生が、
この老夫婦に出会ったきっかけは、
『クリスト&ジャンヌクロード』というのも
なんだか嬉しい。

イメージフォーラム
ただ今こちらで上映中です。
(青山学院大学の隣)