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ある晴れた日、
私とRはどこへ出かけようとしていたのか
タクシーの後部座席にふたり並んで乗っていた。
左隣のRは、窓の外を見つめ
荒れた空き地でサッカーをしている若者達に釘付けだった。
私は、シートの背にもたれ空を見ていた・・・。
もくもくとした雲間に、銀色に輝く巨大な葉っぱのようなものが
浮かんでいる。目を凝らしてみていると、雲はゆっくりと流れ、
やがて清んだ青空が広がり、
きらきらと輝く羽をつけた美しい馬が悠々と天空を駆けていた。
葉っぱにみえたのは羽だったのだ。
外のサッカーを見続けているRに、「みて、空に馬が・・・」
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と言いかけて、目が覚めた。
Rに夢のことを話すと「ペガサスだね」と云った。
そしてこの日は、
2010ワールドカップサッカー南アフリカ大会開催日だった。
夜のニュースでは、
この日、マンデラ元大統領(91歳)のひ孫(19歳)が
交通事故で亡くなったと報じていた。
[2010年6月11日金曜日明け方の夢]
夢の中のペガサスにもっとも近いイメージのイラストをみつけた。
『アニマル・グラフィックス』より*